三菱商事と伊藤忠の決算比較分析をしてみました。
三菱グループの中核をなす総合商社である三菱商事(三菱商事)と各分野において幅広いビジネスをグローバルに展開する総合商社である伊藤忠(伊藤忠商事)の決算比較分析
単位:百万円
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三菱商事 |
伊藤忠 |
売上高 |
6,425,761 |
4,838,464 |
経常利益 |
601,440 |
499,855 |
当期純利益 |
440,293 |
352,221 |
総資産 |
15,753,557 |
8,122,032 |
自己資本 |
4,917,247 |
2,401,893 |
自己資本比率 |
31.2% |
29.6% |
有利子負債 |
5,383,911 |
2,944,653 |
三菱商事は2017年3月期決算、伊藤忠も同じく2017年3月期決算のデータです。
売上高は、三菱商事が伊藤忠より1兆5872億97百万円多くなっています。その差は約1.3倍です。経常利益も売上高と同様に、三菱商事が伊藤忠より1015億85百万円多くなっています。
売上高経常利益率は、三菱商事が9.4%で伊藤忠が10.3%となっており、伊藤忠の方が高く、その差は0.9%となっています。
総資産も売上高と同じく三菱商事が伊藤忠より多くなっており、差にして7兆6315億25百万円となっています。自己資本比率は三菱商事が伊藤忠より高くなっています。
自己資本に占める有利子負債比率は、三菱商事が109.5%で伊藤忠が122.6%となっています。総資産に占める有利子負債依存度は、三菱商事が34.2%で伊藤忠が36.3%となっています。